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+--- 瞑想で何を捨てるの? ---+

偽りの自分、本当の自分以外のものを捨てようとするのが金井メソッド瞑想です。

本当の自分以外のものは何かといえば「 自我  」です。でも癒えぬ悲しみや多くのストレスを抱えている方には、理屈よりまずその苦しみの軽減を実感していただきたいと思っています。



自我というのは、私は(主語)、〇〇だ(述語)の述語の部分にあたります。

自分は○○○○という名前だ、○○という組織に所属している、○○という才能を持っている、女だ、男だ、妻だ、夫だ、親だ、子だ、劣っている、優秀だ、嫌われている、人気者だ、親切な人間だ、など人や物や状況などとの関係性に基づいての自分のことです。

少し難しいですが、自分自身が持つ「想い」「考え」もこの自我に含まれます。そもそも想いや考えがなければ自分は〇〇だということを認識できないですね。

捨てるなんていうと自我がとても悪者のように聞こえますが、私たちは自我なくして生きてはいけません。自我はしっかりと強くあるほうがよいのです。

ここで捨てると表現しているのは本当に捨ててしまって世捨て人のようになるという意味ではありません。
自我が自分だと勘違いしてしまい自我に振り回されるのではなく、その奥にある「 本当の自分 」が主役となることを意味しています。

そのために瞑想ですることは
1. 心を開く(すべてを受け入れる) 
2. 想いから離れる
3. 自分を観る  

この3つだけです。

想いから離れるというのは、瞑想中に何か考えているなあと気付いたら、もう考えるのはやめようという意思を一瞬だけ持って出てきた「想い」から離れることをします。
想いではなく瞑想中に感情が出てきたら逆にその感情を見つめる事をします。

詳しくは
金井メソッド瞑想教室のページ

「すべてを受け入れて自由になる」「瞑想」など先生の著書

に詳しく書かれていますのでぜひご覧ください。