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+--- 受け入れるということの本当の意味 ---+

ここでは受け入れるということの誤解を ぜひぜひ 解きたいと思います。

「受け入れる」とは認めたり好きになったりすることではないんです。

たとえば嫌いな人がいるとします。その場合の「受け入れる」とは、その嫌いな人を認めるとか好きになることだとか、好きになる努力をすることではありません。

その人を嫌いだと思っていることが悪いことだと思って抑圧したりせず、嫌いだという自分のその感情をそのまま受けとめてあげることを意味します。

その時点では自分の感情もそして相手も変えようとしない事。

ここでまた誤解されやすいのですが、自分のそんな感情を受けとめれば相手を嫌ったままでいいのだといっているのでもありません。

なんとか上手くやっていきたければ、そういうふうに相手を嫌いだという自分の感情を受け入れた自分で、上手くやっていけるように現実的な努力をしていくことをするのはとても良いことです。

もちろん上手くやっていきたいなんて思わないなら、それはそれでかまわないわけで自分の内面(精神世界)と外界での努力は別だとはっきり分けることで、受け入れるということの誤解は解けると思います。

相手と上手くやっていかないことに罪悪感を持つ必要はなく一瞬一瞬を本当の意味での受け入れるということをすることができれば思いのほか心の平和が得られるはずです。

そして自分の内側は必ず世界に映し出されていきます。

ただこれは思いのほか簡単にできそうでいてできないのです。嫌だという感情を持てばそんな自分をふがいなく思い罪悪感をもってしまったり、嫌だという感情を受け入れることができず無意識で相手に憎しみをぶつけてしまったりしやすいです。